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オーバープリント属性・特色について

当社では、書類上のオーバープリント属性はそのまま出力され(ただし、当方では可能な場合はこの属性は破棄して出力します。オーバープリントに係わるトラブルが、多くは気づかないままこの属性を設定してしまったか、この属性をもったオブジェクトを流用してしまったかに起因するためです。オーバープリントを利用している場合は、入稿時その旨指示ください。)、さらに C0% M0% Y0% K100% に対し自動的にオーバープリントがかかる設定 (ブラックのオーバープリント) になっています。また、特色版はすべてCMYKに分解される仕様になっています。あえて特色版が必要な場合CMYKいずれかで別版を用意する必要があります。

オーバープリントとは

オーバープリントとは平たくいえば重ね刷り(ノセ)のことですが、オーバープリント属性を指定することで重なりあったオブジェクト間で数値通りの混色がおきるように思われている方もいるかもしれませんが、これは正確ではありません。プロセスカラーのオブジェクト間のオーバープリントにおいては、上にある方のオブジェクトのCMYK各版個々について、その値が仮に0%であった場合には下にあるオブジェクトのCMYKの値が活かされ、そうでない場合には上のオブジェクトの値が活かされるという処理になります。つまり、オーバープリント属性があるか、無いかの違いは、0%を「透明」と扱うか、「白」と扱うかの違いです。したがって、0%でない値、たとえば1%でも値をもっていれば下地の色は活かされないことになります。 (PDFではこのようなオーバープリントを「ノンゼロオーバープリント」と呼んでいます。このことは、0%を白として処理するオーバープリントもあることを示しています。)
例えば、CMYK版では、下にあるオブジェクトが C50% M100% Y100% K0% であったとき、上に C30% M0% Y0% K0% のオブジェクトをオーバープリントで重ねても、重なり合った部分は C80% M100% Y100% K0% にはならず、C30% M100% Y100% K0% となります。(下図に表示されている数値はInDesignの分版プレビューのものです。)

オーバープリント

特色はCMYK4版とは別版扱いとなりますので、オーバープリントが設定されると、CMYK値を残したまま重ね刷りされる結果となり、オーバープリントプレビューしたとき、乗算した状態で見える結果となります。当社では出力時特色はプロセスに変換されますので、もしオーバープリントを意識的に使っていたとすれば、混色の結果は大きく違ったものになってしまいます。

特色のオーバープリント

オーバープリント属性は、本来混色目的というよりも、下地になるオブジェクトをカットアウトしない(残す)ためにある機能です。特色版の重ね刷り、トンボ処理、プロセス上ではトラップ処理(版ズレを防ぐ太らし処理)、ブラックのオーバープリント処理等で使用されるべきものです。

オーバープリント・特色使用時のトラブル

誤ってオーバープリント属性をもつオブジェクトがあった場合、オーバープリントプレビューで確認しないと、思わぬ仕上がりになります。下図はその一例です。

オーバープリントのトラブル

これらはいずれも、すでにオーバープリント設定がされていたオブジェクトを流用した場合、よく起こります。

また、オーバープリントが特色オブジェクトに影響を与えている場合、出力時にCMYK値に換算されて出力されると、オーバープリントプレビューで確認したものともさらに異なる結果となります。それは上記説明のとおりです。

透明効果と特色

当方では特色はプロセスに変換されて出力されます。特色オブジェクトに透明効果設定されている場合、あるいは透明効果が特色オブジェクトに影響を与えている場合、どんなトラブルが起きるのでしょうか。(透明効果の分割・統合について

特色オブジェクト(星)に「ぼかし」効果
特色と透明効果 問題ないように見えますが、EPS保存時にすでに星は特色ではなくプロセスカラーとして下のオブジェクトとあわせてラスタライズされています。もし本当に特色版として出力したかったのであれば、これはトラブルであり、同じであるべき色が特色刷りの部分とプロセス印刷の部分で差を生じる結果となります。

ドロップシャドウが特色オブジェクトに影響を与える場合
特色と透明効果

分かりづらいかもしれませんが、EPS や PDF (PDF/X-1a) 保存時に、プロセスのオブジェクト(星)と下の特色オブジェクトの間に上図のような陰のビットマップ画像ができます。これはオーバープリントプレビューで見ると下の色と混色しているように見えますが、下のオブジェクトは特色として別版で印刷されるものであり、プレビュー上では、オーバープリント属性をもったビットマップ画像として見えます。実際に特色で印刷されるのであれば問題はありませんが、出力時下のオブジェクトがプロセス変換されると、挟まれていた陰のピットマップ画像は、本来の不透明なビットマップオブジェクトとしてそのまま印刷されてしまうことになります。もしCMYK で印刷するのであれば、EPS や PDF に保存するまえに特色はプロセスに変換されている必要があります。

上記のように、データ作成時オーバープリントを使用して混色したり、スポットカラーをCMYKでなく特色指定のまま利用していた場合、思わぬ状態で印刷されてしまう場合がありますので、これらの点については注意しておいてください。
また、C0% M0% Y0% K100% にオーバープリントを設定するとCMYについては下のオブジェクトの色味がノックアウトされず活かされる状態となりますが(つまりブラックのオーバープリント)、これによって版ズレによるトラブルを回避できるため、当社では出力時 C0% M0% Y0% K100% のオブジェクトにはオーバープリントがかかるようになっています。ただし、大きな面積のブラック100%の下に他のオブジェクトや画像がある場合、その影響をうけてブラックの色合いが変わり、その差が目立つ仕上がりになる場合があります。
このような場合は、上で説明したように、ブラック以外のCMYに1%ずつの色味を入れる(0%をなくす)ことでオーバープリントを無効化できますので、入稿時にはこの点についてもご注意を願います。

ブラックのオーバープリント(左 極端化したイメージ)とその無効化(右)
ブラックのオーバープリント

 

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